自閉症などの発達障害児・者への支援のあり方について考える「日本発達障害ネットワーク(JDDネット)地域ミーティング2008福岡」が7日、中央区の「ふくふくプラザ」であり、九州各地から家族や医師、施設関係者ら約130人が参加した。
05年4月施行の発達障害者支援法が09年度に見直されるのを踏まえ、県自閉症協会など計11団体が、当事者たちのニーズを改正法案に反映させようと企画。同様のミーティングは9月から09年2月にかけて、福岡のほか東京、大阪など全国5カ所でも開催される。
この日は、福岡市や北九州市の障害福祉担当者が発達障害者への相談・就労支援事業を説明。出席者からは「支援の地域格差が大きい。是正してほしい」「障害の早期発見のため健診の充実を」などの意見が出た。
また、JDDネットが8~9月に全国3000人に行ったアンケート結果(回答率56%)も紹介された。「困っていることや悩み」(複数回答)では、老後の不安35%▽経済的不安29%▽周囲の理解がない20%▽仕事がない17%--との声が目立ち、97%の保護者が子育てで「困っていることがある」と回答した。
福本不二夫・県自閉症協会会長は「多様な支援ニーズに応えられるよう、寄せられた意見を国の法改正論議に反映させたい」と話している。【夫彰子】
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2008年12月8日 地方版 http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081208ddlk40040160000c.html より