発達障害者支援法に定義されている「発達障害」とは、自閉症や学習障害、注意欠陥多動性障害などの障害の総称で、脳機能の発達に関係する障害です。発達障害がある人は、ほかの人に比べて、とても苦手なこと、難しいことがありますが、障害の特性を踏まえた、適切なサポートがあれば、個々の能力を十分に発揮することができます。発達障害の特徴をもつ人は、私たちの身近にたくさんいます。適切にサポートしていくために、発達障害に対する理解を深めましょう。

脳機能の発達が関係する「発達障害」

発達障害という障害があることを皆さんはご存じでしょうか。

発達障害とは、自閉症やアスペルガー症候群(この2つとも、広汎性発達障害というグループの中に含まれています)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)など、脳機能の発達に関連する障害です。それぞれ、下記のような障害の特性がありますが、人によって程度はさまざまです。

「困っていること」もある一方、能力の発揮も可能

発達障害の特徴は小さなころから現れます。障害であることが理解されていないと、周囲の人はちょっと困った子(人)と思われるかもしれません。しかし、次の事例に示すように、発達障害のある人は、言葉やコミュニケーションなどで「困っていること」がある一方で、ちょっとしたコツをきっかけに、もっている能力を発揮することもできます。

 分かってくれる人が増えることで、暮らしやすくなる

発達障害については、いろいろな誤解もあります。

例えば、「キーキー声を出すこどもやパニックは迷惑だから、外出させないほうがよい」「発達障害の子がパニックを起こしたら、大勢で協力して止めにいくのがよい」というのも誤解です。

発達障害の子どもも、家の中に閉じこもっているだけではなく、町の中でさまざまな行動の仕方やルールを学んでいきます。

発達障害の子どもが騒いだり、パニックを起こしたりしたときは、「どうして親は厳しく叱らないんだ」と周囲をイライラさせるかもしれません。しかし、発達障害の子の中には、叱るよりも、少しの時間待ってあげるほうが、ずっと早く混乱から抜け出すことができることもあります。子どもが道路で寝ころんでしまったときなどは、移動させるのを手伝ってもらうと家族は助かりますが、たくさんの人が近づくと、逆に興奮させてしまうこともあります。

発達障害の子の混乱に対応できなくても、「あれは発達障害の子のパニックだ。そのうち落ち着くだろう」と知識を持っていてくれるだけで、本人も家族もずいぶん楽になるのです。

 引用:詳しくは http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200904/4.html



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