偏見からトラブルも 相談体制の強化必要
二〇〇五年四月に発達障害者支援法が施行されて四年。県内では「県発達障害支援センター」(金沢市鞍月)と、県から委託を受けた社会福祉士らが運営する「発達障害者支援センター・パース」(同市福久東)が活動しているが、社会の理解はまだ乏しい。発達障害を抱える人たちを社会でどう支えるのか、現状と課題を探った。(増田育子)
「オッス」。小松市内の空手教室。ひときわ大きな掛け声を響かせるのは、発達障害の一つ、アスペルガー症候群がある小学三年生の男の子(8つ)だ。ストレスをためないよう体を思いきり動かしてほしい、道場の鏡を見て自分を振り返る時間を持ってほしいという親の願いで通い始めた。