12月
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Filed Under (他都道府県) by papy on 25-04-2007

◇◆読み書き苦手 友達とうまく遊べない…◆◇
 「読み書きや計算が定着しない」「友達とのコミュニケーションが困難」といった発達障害やその傾向に悩む、4歳から小学2年の児童と保護者のために、四日市市が始めた支援教室「プロジェクトU(アンダー)―8(エイト)」。開設から2カ月がたった今月中旬、親子が集う教室をのぞいた。効果も出始めたようだ。(小若理恵)

◆親も対象、専門家タッグ◆
 「みんなはどんなときにイライラしますか?」
 佐々木千幸教諭(48)が「ともだちづくり教室」で小学2年の男児4人に問いかけた。児童たちは次々に手を挙げて、「妹が僕の髪をひっぱったとき」「ゲームの途中に順番抜かされたとき」
 「イライラしたときどうする?」がテーマ。すぐ怒ったり、たたいたりして友達とうまく付き合えない児童が、70分間の授業や遊びを通して規則を守り、感情のコントロールを学ぶ。

別室では母親たちが子どものほめ方を学んだ。
ある母親(36)は、友達とすぐけんかになり、上手にコミュニケーションをとれない長男の成長に悩んでいた。「教室に通うようになって、小学校の担任に、1学期より落ち着いたと言われた時はうれしかった」。自らにも自信がつき、「できないことをしかるより、できたことをほめてやれるようになった。子どもの笑顔が増えました」と喜んだ。

支援教室は、子の成長に悩む母親らの「どこに相談したらいいのか」という要望に応え、教育委員会、福祉部、健康部が市総合会館に開設した。

「ともだちづくり教室」(4歳児~小学2年)、保護者を対象にした「子どもの見方・ほめ方教室」のほか、発音や会話の能力を身につける「幼児ことばの教室」(4、5歳児)、読み書き、計算など学習のトレーニングをする「まなびの教室」(1、2年生)もある。平日の放課後に開き、12月までに4教室に47組の親子が参加した。

各教室は6~8回のプログラムを組む。スタッフは、発音や発声の訓練にあたる言語聴覚士、小学校・幼稚園教諭、保育士、臨床心理士ら約20人。一部は先進的な発達障害児教育に取り組む奈良教育大にも通い、開設準備を進めた。子どもごとに1冊の「相談支援ファイル」をつくり、教室のスタッフ、保護者、小学校、幼稚園、保育園の担任らが子どもの成長の様子や課題を記録し、情報を共有することで一貫した支援を目指している。

保護者に参加してもらうことにも大きな意味がある。学んだことを家庭で実践し、子どもの成長を見守ることが大事だからだ。佐々木教諭は「子どもの意欲を高めるために親へのトレーニングも欠かせない」と話す。

市教委教育支援課の葛西文雄課長は「子どもの発達や成長にとって、低学年までの早期支援が大切。言葉や学習など心配事を抱える保護者は、まず相談してほしい」と呼びかける。問い合わせは同課(059・354・8283)へ。

◎岩坂英巳・奈良教育大特別支援教育研究センター長(児童精神医学)の話 四日市の場合、教諭だけでなく豊富な人材が子どもたちの支援に当たるので、いろいろな人とのかかわり方を身につけやすい。支援の成否は日頃の生活でどれくらい実践できるかにかかっている。プログラムを終えても、教室、家庭、学校が綿密に連携し続けることが大事だ。

引用:朝日新聞

http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000912190003



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