物事に集中できない、じっと座っていられないなど「落ち着きのない子」と見られがちな発達障害「AD/HD(注意欠陥/多動性障害)」を、医療や教育面から支援するための「小児発達障害ふくいフォーラム2010」が30日午後2時から、福井市田原1丁目のフェニックスプラザで開かれる。一般の人にもわかりやすい内容にして障害への理解を促す。

県小児発達障害研究会などの主催で、福井大学教育地域科学部発達科学講座の三橋美典教授や同大医学部病態制御医学講座小児科学の中井昭夫助教、NPO法人代表らが講演し、会場からの質疑にこたえる。

同研究会などによると、AD/HDは脳の機能的な障害で引き起こされるが、一見して障害としてわかりにくいため、周囲からは「わがままで身勝手な子供」と見られることが多く、家庭のしつけが悪いように思われがちという。子供と家族は周囲の理解を得られず孤立する場合もある。

児童・生徒の3~7%がAD/HDのような行動上の問題を持つという説もあり、決して少ない状態ではないという。2005年に発達障害者支援法が施行され、対策が取られるようになったが、適切な支援や診療を受けていない子供も多数いると考えられている。支援には医療、教育、福祉などの連携による環境調整が欠かせないという。

フォーラムでは子供への支援で不足していることや、今後必要な医療・教育面の支援などについて専門家が講演。保護者や教育・行政関係者らのほか、一般の人が耳を傾けやすく、理解しやすい内容にするという。

中井助教は「AD/HDは誤解されがちだが、脳の機能障害と分かってきた。周囲がきちんと理解し支援することが大切」と話している。

同フォーラムは入場無料で、事前申し込みは不要だが、定員300人で締め切る。問い合わせはフォーラム事務局(03・3261・3538)へ。

引用:朝日新聞 http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001001140002



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