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Filed Under (ニュース, 他都道府県) by papy on 25-04-2007

◆自分のいいところ探そう/浜田の小6・河上君 障害ある人にエール◆

浜田市の小学6年生、河上光君(12)が、自らの発達障害について書いた作文「ぼくの人生こんぺいとう」が、今年度の「市人権作品コンクール」小学校作文の部で最優秀賞に選ばれた。いじめられたことや、障害を級友に手紙で伝えたことなどの体験をつづり、障害を受け止め、自分のいいところを見つけようと訴える内容となっている。(西江拓矢)

「急に走り出して止まらない」「不思議な言葉を話す」。光君は、2歳9カ月で「注意欠陥・多動性障害」(ADHD)、6歳で知的障害のない「高機能自閉症」と診断された。小学校に入るといじめられ、泣いて帰ったこともあった。
そんな時、父の昌樹さん(48)から「発達障害を持つことは悪いことではない」と言われ、自分の特性を見つめ直した。「パズルや漫画作りが得意」「興味があることには集中する」。少し、前向きになった。
コミュニケーションが苦手な光君は、友達を増やしたいと、4年生の時、勇気を振り絞って自分に障害があることを手紙に書き、級友全員に渡した。
作文の最後には、発達障害のない人とある人に対するメッセージをつづった。
障害のない人には「『かわいそう』『変わっている』と言わないで。悲しい気持ちになります」。
そして、障害のある人には、「みんなに、自分のことを伝えてみよう。友達が増えるかもしれないよ。今の自分のいいところを探してみよう」と締めくくる。
作文のタイトルは、昌樹さんが、障害のある子を「こんぺいとうキッズ」と呼ぶことにちなんだ。その意味は、「形も色も様々で、いいところ、苦手なところがでこぼこある。でもそこが魅力的」。
絵や工作は得意な光君だが、作文は大の苦手。昌樹さんが「作文を書こうと思った理由」「どんな世の中になってほしい」など要点整理のためのメモを作るなどして、サポートした。
4年生の時の手紙では、光君のことをわかってくれた子も、逆にからかう子もいた。それでも今回、あえて作文で自分のことを書いた。「もっと知って欲しかった」と光君。「発達障害は、僕の長所でもあり、短所でもあります」。昌樹さんも「中学校入学を前に、不安な気持ちもあったのだと思う。障害のある人にエールを送っていて驚いた」と話す。
光君の作文は、同コンクールの標語、ポスターの部の入選作品とともに、浜田市役所で13日まで展示。その後、市世界こども美術館やJR浜田駅にも展示予定。

引用:朝日新聞 http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001001120003



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