ことし発足20周年を迎えるNPO法人「全国LD親の会」(本部・東京)が28日、横浜市社会福祉センター(中区桜木町)で記念フォーラムを開く。発達障害という言葉が知られていなかった時代、親たちが相互に助け合い、政策提言や教材開発などを手掛けてきた同会の歩みを振り返るとともに、今後果たしていく役割について語り合う。
「学習障害(LD)」は、「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、または推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示すさまざまな状態」(文部科学省)と定義されている。
同会は、LDの子どもを育てる親たちが、よりよい成長を願い、教育・生活支援の制度創設などを各方面に働き掛けようと設立された。
フォーラムでは、特別支援教育を専門とする上野一彦・東京学芸大名誉教授が基調講演するほか、親の会メンバーや文科省の石塚謙二・特別支援教育課調査官らが「発達障害者支援における親の会やNPOの役割」と題し、議論を展開する。
同会副理事長で「神奈川LD等発達障害児・者親の会 にじの会」で活動する丹藤登紀子さんは「親が協力し、社会に働き掛ける役割は今後も重要です。これからを支える若い保護者の方々とともに、他団体や行政などと、連携・協働のあり方を考えていきたい」と話している。
引用:カナロコ http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1002160012/