難読症の娘との絆が生んだ作品
ギリシャ神話をモチーフにした公開中のファンタジー映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」は、学習障害の「難読症」と深くかかわっている作品だ。原作者も難読症の子を持つが、映画化を手がけたクリス・コロンバス監督(51)も娘が難読症に悩まされてきた。来日したコロンバス監督は「この作品は娘とのきずなから生まれた」と打ち明ける。
難読症とは生まれつき正しい読み書きができない学習障害で、アメリカでは国民の約1割にこの症状が見られるという。映画化のきっかけは、コロンバス監督の娘で難読症のイザベラさんが原作のCDを聴き、監督に薦めたことだった。
高校生のパーシーは、自分が海の神と人間との間に生まれた半神半人の「デミゴッド」であることを知らされ、訓練所に送られる。最高神ゼウスの武器を盗んだ疑いがかけられた彼は、身の潔白の証明と誘拐された母親を助けるために仲間たちと旅に出る…。
もともと原作が誕生したのも、アメリカの作家、リック・リオーダンが難読症の息子に神話を語り聞かせているうちに小説化をせがまれたのが発端。主人公のパーシーも難読症だが、文章の中に隠されたギリシャ語が判別できるという特殊能力を持っており、コロンバス監督はその点に強く引かれたと語る。
引用:msn産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100309/tnr1003090816004-n1.htm