●保健所や市医師会 関連機関一堂に
豊橋市中野町にあった国立豊橋病院の跡地に4月1日、「保健と医療、福祉の一体化」がうたい文句の施設「ほいっぷ」がオープンする。東三河地方では初めてという発達障害の子どもや家族らを支援する「こども発達センター」ができる。また保健所などが移ってくるなど、これまで市内各地に散らばっていた関連施設が1カ所にまとまる。市は「効率的なサービスが提供できる」と説明している。(岡田匠)
●国立病院跡地に来月
市によると、ほいっぷには、市のこども発達センター、保健所・保健センター、休日夜間急病診療所が入る。市医師会、薬剤師会、歯科医師会の三師会も移転する。
敷地面積は約3万4千平方メートルで、平面駐車場405台、駐輪場は68台。広さ4400平方メートルの芝生広場も設けた。三師会の会館の建設費などは三師会が負担し、それ以外の施設は市が建設した。市の総事業費は97億1529万円。2006年に基本計画を作り、整備を進めてきた。
このうち、こども発達センターは、敷地面積3800平方メートル。火~土曜の午前8時半~午後5時15分に開館する。2~3歳の子どもを対象に母子で通えるグループ療育を施す。また就学前の重症心身障害児には看護師や理学療法士ら専門スタッフが医療的ケアを含めた療育にあたる。乳幼児の検診を通じた早期発見にも取り組む。
障害のある子どもには、センター内に設けた小児科や児童精神科など五つの診療科で診察し、リハビリも実施する。子どもの発達障害などを心配する保護者には、保健師や臨床心理士ら専門的な知識を持つ職員7人が相談に応じる。
同センターと通路で連結する保健所・保健センター内には、ヘルスボランティアなど市民が活動できるスペースを新たに設ける。生活習慣病など健康に関する情報を提供し、フィットネスルームを設けて健康体操なども紹介する。
市は、こうした施設全体を災害時の拠点としての活用も目指している。三師会とも連携して医師や医薬品を確保し、全国各地から集まる医療スタッフを、どこの避難所に配置するかなども決めるという。
市の担当者は「同じ敷地内に保健や福祉の施設が入るので便利になるし、効率的な運営につながる。地元に限らず、周辺の市町村の人も利用してもらいたい」と話している。
引用:朝日新聞 http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001003090002