自閉症患者のコミュニケーションに関する障害が「オキシトシン」というホルモンの長期投与で改善された症例を、金沢大子どものこころの発達研究センターなどが初めて確認し、23日発表した。オランダの科学誌ニューロサイエンスリサーチ5月号に掲載される。
同センターによると、同大付属病院に通う自閉症の20代男性は2008年6月から15カ月間、1日2回オキシトシンの投与を受けた。4日目に効果が確認され、「相手の目を見る」「簡単な質問に答える」など症状の改善が見られたという。
自閉症患者の血中オキシトシン濃度が低いことは既に指摘されており、同じ広汎(こうはん)性発達障害のアスペルガー症候群などの患者への短期投与が効果を上げた例はあった。今回の研究で、より症状が重い自閉症にも効果があり、長期投与で改善が維持されることが分かった。
オキシトシンは分娩(ぶんべん)促進剤などとして発売されているが、自閉症治療薬としては未認可。東田陽博センター長は「臨床例を増やし、自閉症治療薬としての認可を働き掛けたい」と話している。
引用:時事通信出版局 http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20100426-3
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20100424-OYT8T00175.htm
毎日新聞 http://mainichi.jp/select/today/news/m20100424k0000e040020000c.html
中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2010042402000133.html
47News http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042301000870.html