◇1回目は「絵カード」--29日

高機能自閉症やアスペルガー症候群など発達障害を抱える当事者や保護者、支援者らでつくる団体「あおぞら」が今月から、障害を抱える子どもの生活支援グッズについて学ぶ学習交流会を始める。29日にときわプラザ(徳島市山城町)で開く第1回目のテーマは「絵カード」。同団体は「身近な物が支援グッズとして使えることを多くの人に知ってもらえれば」としている。【山本健太】

同団体は06年7月に発足し、現在約60人が加わる。定期的に発達障害に関する講演などを開いてきたが、障害や支援グッズの存在をより多くの人に知ってもらいたいと学習交流会を企画した。

同団体によると、発達障害は脳の機能的な障害。「朝起きて服を着替える」「ご飯を食べる」など、障害を抱える人に日常的な動作を教える際、言葉で伝わらない場合もある。こうした時に効果的なのが絵カードという。

当事者は視覚で訴えることによって理解しやすくなるため、紙に絵と文字を描く。簡単に作ることができて生活に取り入れやすく、円滑なコミュケーションが可能になる。

医療機関でも導入され、県歯科医師会心身障害者歯科診療所(徳島市北田宮1)では自閉症の患者の治療時に使用。患者の個性に合わせてカードを使い分ける必要があるが、治療の手順が伝わり、安心感を与えることにつながっているという。

学習交流会では2回目以降、音が苦手な人専用のイヤホンなどを紹介していく。「あおぞら」代表の大島善江さんは「子供の生活の質を向上するだけでなく、親のストレスも軽くすることが必要。教師や医師ら、障害を抱える子どもにかかわる機会がある人に参加してもらいたい」と話している。

引用:毎日新聞 http://mainichi.jp/life/edu/child/news/20101117ddlk36100511000c.html



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