障害のある児童、生徒の適切な就学の場を判断する市町村教委の就学相談で、2009年度に対象者が判断と異なる就学先を選んだ割合は9・2%だったことが13日、県教委のまとめで分かった。5年前までは15%前後で推移していたが、近年は1割前後に減少。県特別支援教育課は「保護者の特別支援教育への理解が進み、判断も実情に合っているのでは」とみている。
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◇国内初、愛媛大准教授開発
周りの状況に応じて声の大きさを調整することが苦手な発達障害児らのため、LED(発光ダイオード)の明かりで自分の声量を認識できる教育支援ツール「光る声の物差し」を愛媛大教育学部の苅田知則准教授(37)=特別支援心理学=が国内で初めて開発した。光を見て声の大きさを自分でコントロールすることができ、場の雰囲気を把握できる効果がある。今秋から特別支援学校などで実証研究し、商品化を目指す。
発達障害は脳の機能的な障害で、周囲とのコミュニケーションがうまく図れないことがある。
苅田准教授によると、健常者も興奮すると声が大きくなるが、周囲の反応を見て声量を調整することはできる。一方、発達障害者は調整が苦手なため、教室や乗り物内などで大声を出してしまい、注意されたりいじめを受けるなどの体験が重なり、ストレスで精神疾患を発症するなどの2次障害を起こすこともある。
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東京都教育委員会は、小中学部のあるすべての知的障害特別支援学校に自閉症の児童・生徒だけで編成した学級を全国で初めて設置した。個別学習スペースを設けているほか、対人関係や社会生活で必要な能力を育てる独自のプログラム「社会性の学習」を展開しているのが特徴。
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幼稚園で集会 医療機関など連携重要
発達障害の子を育てる経験や悩みを共有しようと、幼稚園で親同士が集まる動きが広がっている。近年、増加傾向にある発達障害や、医療機関で診断がつかないものの、その疑いがある「境界域」の子の接し方に悩む親たち。初めての集団生活で障害に気付くことが多いことから、県内の幼稚園でも親たちが集まり、活発に意見を交わしている。
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◇「VOCA」知って
自閉症など障害のある子供のコミュニケーションをサポートする音声出力装置「VOCA」の活用法についての講演会が11日、松山市道後町2の県身体障害者福祉センターで開かれる。県内で障害のある子供を支援するNPO法人「ぷちすてっぷ」が主催し、香川大教育学部の坂井聡准教授が講演する。
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発達障害児の学習を支援するため、広島市教委は7日、NPO法人「発達障害療育センター」(事務局・愛知県、理事長=正高信男・京大霊長類研究所教授)と協定を結んだ。今年度から3年間、読み書きが苦手な児童のための学習支援ソフトの研究・開発に協力。市内小学校の特別支援学級などに通う児童にソフトを実際に使ってもらい、児童に合った学習方法や教材について助言するという。
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早期発見・治療を掲げる
横浜市は先月末発表した次世代育成支援行動計画「かがやけ横浜こども青少年プラン」の後期計画に、発達障害児に対する支援の項目を盛り込んだ。増加しているとされる発達障害の早期発見・療育を目指す。
横浜市が2003年に実施した市立小・中学校への実態調査によると、発達障害と呼ばれている学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、高機能自閉症など、特別な教育的支援の必要な児童生徒の割合は、全体の約6・5%。市特別支援教育総合センターでも近年、発達障害に関わる相談件数が増加しているという。
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和太鼓や絵画を通じた知的障害者の症状改善に取り組む御殿場市の「富岳太鼓」代表山内強嗣さん(52)が、8日に台湾で開かれる自閉症の国際学会「国際自閉症施設学術交流討論会」に参加し、芸術療法の成果を発表する。世界でも先駆的な同グループの取り組みに、現地の医療研究者たちが注目を寄せている。
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